戦場ヶ原ひたぎ

『化物語』『偽物語』戦場ヶ原ひたぎ イラスト



2月に線画描いて色塗っただけで手付かずにいたガハラさんをようやく仕上げることが出来ました。ブログの休止とか入院とか同人誌の表紙を描くとか色々あって、あとは影をつけて終わりだったけど、それどころじゃない感じで日々を過ごしてようやく落ち着いたので、ガハラさんの影をつけるかと思って描こうと思ったら所々気になる所があって、なんだかおかしいぞってことで、何がおかしいのか自分でもわからず、とりあえず適当にいじっていたら何がおかしいかわかりました。 2月当時のガハラさんをアップしています。

戦場ヶ原ひたぎ3

一見、普通に見えるのですが、首の角度がおかしいんですよね。だから、ガハラさんは斜めを向いているように見えて構図がおかしく見えるのですね。といいつつも出来上がったものも後々色々おかしいと感じるんだろうな、と思えるのは自分が成長している証拠とごまかしています。今回出来たのも何か幼さがあるし。

あと、このガハラさんは可愛くない。まあ、凛々しければいいんですけどね。それに『化物語』と『偽物語』のガハラさんの雰囲気もかなり変わりましたので。こっちは『化物語』の方のガハラさんってことで、短髪のガハラさんも可愛いんだけど、やっぱりガハラさんは長髪の方が似合うんだよな。そういうわけで描いたガハラさんだったけど、髪のボリュームが難しい。こう、いとうのいぢが描くようなふわっとした髪型にしたかったので、風が吹こうが光が差そうが関係なく、そういうのが描きたかったんだろうってことでここは多めに見て下さい。といいつつも、頭のボリュームを増やしすぎると体全体のバランスがおかしくなるし、ボリュームを減らせばふわっとした感じの髪が出せない。というわけで、その髪だけでかなりの時間を使いました。むしろ、髪だけで半分の時間は使った気がする。

あと気になったのは腕。女性の手とか腕とか人体の不思議ですよ。腕を直線にしてしまうと人体としておかしいし、かといって、二の腕とか太らせると美しくないフォルムになってしまい女性らしさが失われてしまう。だから、ちょっとだけ関節部分を太らせて起伏を出すことにしました。でも、その起伏も大げさになってしまうと、これまた女性らしさが失ってしまうので、慎重に描きました。右腕はまだちょっとおかしいけれど、左腕は伸びきった感じから、カバンを持っているという感じは出せたと思います。それとカバンの大きさが小さいのは直すのが大変なので、このままにしちゃいました。本当、ラフ画はきちんと描かないと後から修正きかないこともあるので、改めて大事だと思いました。

で、色々バランスを考えて描き直した線画がこちら。

戦場ヶ原ひたぎ(線画)

今回の線画は髪の毛を最小の0.7pxで描いてみました。それが原因でバケツツールが使えなかったり、微妙な質感になってしまったりしたけれど、これも経験ってことでやってみたかっただけです。それと目とあごの位置を修正しました。これだけで大きく表情が変わってくるものですね。ガハラさんがまるで別人に。てか、このガハラさんがガハラさんたりえる部分って紫の髪だけになっているので、これを見てガハラさんだって気づけるようなキャラの特徴をつかまないといけないですね。これも経験なのかな。口はどうしようか迷ったけれど、基本私は無表情が好きなので無表情に。何考えているかわからない所とかガハラさんっぽくないですか。ぽくないですね、スミマセン。

で、着色。今回はアニメ絵からギャルゲ絵に挑戦しようとしたけれど失敗。髪とか服とか難しすぎるって。基本が出来ていないから、手探りですよ。それでごまかしごまかしやって、ギャルゲ絵なら少し薄い感じにしたほうがいいよねってことで、影とかの透明度を下げて、光の透明度を上げました。それでもギャルゲ絵っぽく見えない。これ以上いじくっても、変になるだけだから、次回頑張ることにします。その次回がいつになるかわからないけど。