shana

『灼眼のシャナ』シャナ・『涼宮ハルヒの憂鬱』涼宮ハルヒ イラスト

とりあえず、のいぢ信者である私としてはのいぢだけを描いて練習していました。でも、あの特徴的な目というのはなかなか真似られない。のいぢの描く愛らしくも可愛らしい少女を描くようになるというのは永遠の課題のようです。最近でものいぢ絵は変わりつつあるし、置いていかれないように研究中です。

というわけで、シャナとハルヒを描きました。ハルヒだけデフォルメなのは普通に今の画力では無理だった逃げでもあります。このイラストは『あに☆ぶろのほん いっさつめ!』に寄稿しました。初めてのモノクロイラストだったので、一応、上手く印刷されて安心しました。まあ、絵を初めて3ヶ月も経っていないのに本に載せるというのはかなりの重圧でした。だから、この時期はかなり練習して試行錯誤しながら、シャナはシャナ、ハルヒはハルヒに見えるように頑張ってものです。出来上がりがこれだけど。 で、せっかくならMSペイントを卒業して、新しいペイントソフトを探していたのですが、普通にお金出すのも勿体ないし、フリーで多機能のGIMPを選びました。だけど、このGIMP、多機能故に素人泣かせでした。こうしたい、ああしたい、と思っても直感で操作できるわけではないので、色々Webで調べながらなんとか普通に描けるようにはなったがします。でも、この頃はレイヤさえ理解していればいいと考えていたので、それ以外の機能は使っていないので、いつかはフルで使いこなせればいいな。

で、作業工程ですが、以前と同じように紙にシャーペンでラフを描きながら、スキャンするという工程。だけど、今回はシャナのスカート下も描きつつ、ハルヒのデフォルメという初のことが多かったので、ラフだけで、何週間かかったか覚えていません。目だけは完成するも、体とかどうなっているかかんがえたこともないので、棒人間でバランスを考えながら描いてみるも、全然立体的に見えない。

あと、色々な所が複雑骨折しているように見えるので、これは見ていて痛い。いや、痛いイラストを描いているのだから、そこら辺は気にしないけれど、なんだこれ?wと思われないためにも最小限、人間の体に見えるようにしないといけない使命感のもと、何度となく描き直ししながら完成。それがこれ。

1

今回はA4の紙を使うと勿体ないことになるので、エコのためにも、よつばと日めくりカレンダーの裏を利用して描いたけれど、再生紙は消そうとするとすぐに紙がダメになるから、慎重に描きましたよ。まあ、それでも体の色々な部分がおかしいけれどね。でも、ハルヒはともかく、シャナはシャナに見えるから満足。

とりあえず、マウスからSサイズのタブレットを購入して、それでなぞったので、ブレは前回に比べて大幅に改善(したかな?)。そして、ハルヒがダメダメだと言われ、シャナは刀がないとダメだろうってことでダメ出しされてなんとか修正しまくった結果がこれ。

10

ハルヒはなんだか『これゾン』のハルナみたいになってしまいましたが、仕方ない。これが限界だ。シャナの付随物ということで我慢してもらうしかない。シャナの髪の毛も色々おかしいけれど、この時の画力もこれが限界だった。影なんて考えてもいなかったし。

とりあえず、立体的に見えるようになったので、私は満足でしたが、これで完成はアレだよ、と言われたので、再修正。でも、何を修正すればいいのかわからないんですよね。素人にとってはこれで完成だと思っても、もっと修正しろと言われても、線をなめらかにするぐらいしか思いつかなかった。

で、髪にハイライトっぽい何かと影を加えて、シャナの黒髪を濃くして、より黒髪が引き立つようにして、目線をこちらに向けました。あと、目のグラデを薄くして目立つようにして、目のハイライトも場所変更。シャナの顔がよりきつい顔になりました。まあ、これはこれで可愛く見えないこともないから、良い修正だったように思います。あとは、ハルヒを笑顔に変えることで、脱『これゾン』で、ハルヒっぽい何かに変化させました。でも、何度も変更を加えたけれど、これが限界。ハルヒを可愛く描けるようになるのは何年も先のことになりそうです。

個人的にはこのシャナとハルヒは決して上手くないけれど、思い入れの強い一枚です。